新学期が始まり、学校や仕事でバタバタと用事がたて込み、すっかりご無沙汰しておりました。
レッスンもどうにか週一で通っていますが、最近親指の先が痛くて困り気味です。
大人からバレエを始めてついに憧れのトウシューズ!となったとき
と衝撃だった方いらっしゃいませんか?
私そうでした。
なぜにみんなこんなに痛いのに、何でもないように踊れているのかほんと不思議で仕方ありませんでした。
そこから時は流れ、今はその衝撃に長男が直面しております。
彼は現在の先生の方針で男子もトウシューズで週一レッスン受けているのですが、もともと痛みに弱いのも手伝っていやでいやで仕方ないようです。
そんなへなちょこ男子はさておき
と願う皆さま、やっぱりトウシューズ優雅に履きたいですよね。
指先が痛いよ!は、トウシューズあるあるですが、あまりに痛いとやる気も急降下、我慢が得意な大人であってもどうにかしなきゃです。
幸い痛み対策グッズ、や正しい立ち方等、世の中にはトウシューズ問題を解決してくれる(はず)の方法が溢れています。
今回はその中から一家にトウシューズを履いていている人が4人いる我が家で、試してよかった!ものをご紹介します。
目次
トウシューズで親指痛い!を解決する方法
対策するには足が痛い理由を知ることがたぶん早道です。
1. トウシューズが合っていない
いきなりですが、そもそもシューズのサイズや形が足に合っていないと、当然足にストレスがかかります。
人間の足の形は大きく3つに分かれる(親指が一番長い、人差し指が長い、全部一緒くらい)そうですが、日本人に一番多いのは親指が一番長いエジプト型、つまり親指に過度な圧力がかかりがちですよね。
我が家は女子3人はほぼ同じ足型でばっちりエジプト、足先にかけて細くなっていないので、美しく見える足先のシュッとしたシューズはほぼ合いません。
プロならオーダーメイドもありえるかもですが、一般人は自分にあったものをひたすらフィッティングするのが普通です。
子どもは足が成長しますし、大人でも上達すると足が変わってくることも。
チャコットさんでは対象商品をお買い物すると足のサイズを客観的に測定できるシートがもらえます
そして自分で印刷できる方は、無料でシートをダウンロードもできちゃうんです。
さっそくやってみました。
かたはネットプリントという手があります。
会員登録しなくてもできるので、お近くにローソンやファミリーマートがある方はこの方法が簡単です。もちろんスマホからOK。
具体的には
- チャコットからシートをダウンロード
- ネットプリントにアクセス
- 「同意」してダウンロードしたファイルを選択
- 登録して番号を発行
- ファミリーマートやローソンのマルチプリンターにいく
以上です!ちなみに20~30円です。
そして忘れがちですが、トウシューズ使い込むとどんどんつぶれてきてしまいますので、どんどん床と近くなりその結果響いて痛くなることもあります(たぶん今の私これです)。
自分にぴったり合ったシューズを見つけてもずっとは履けない…残念ですよね。
2. トウパッドが合っていない
ジェルパッドやシリコンパッドなど、クッション性のあるトウパッドは上手に使用することで、親指への圧力を軽くできます。
じゃあなんだっていいか、というと実はパッドもなかなか奥が深く、素材はもちろん形や大きさ、フィット感などバリエーション多数です。
チャコットさんでいうと、我が家は程よい軟らかさのある厚みの特殊ジェルが使われているジェルトゥパッドがお気に入りです。つま先にかかる衝撃を吸収してくるので、これなしではトウシューズ履けません。
ただこちら、けっこう浅めのフィット感なので、指が長めの長男はこれだと痛いそうで、もっとカット深めのメモリーフォームトゥパッドを伸ばして入れてます(足でかいので)。
3. シューズの調整がいま一つ
トウシューズにはリボンやゴムをつけますよね、あれけっこう適当に付けたり巻いたりしていませんか?(←経験あり)。
付ける位置や長さで意外と足へのフィット感は変わってきます。
とはいえ履いてしまうと本人はあまりよくわからない(鏡越しでもなかなか難しい)ので、フィットしているか立ち方はどうか、は先生やお友達、どうしてもいなければ家族に客観的に見てもらうのがよさそうです。
ちなみにシューズの引き紐も調整しないと足にしっかりとフィットしないので、面倒でも履いてみてあれこれやってみることが重要です。
ちゃーんとチャコットさんでレクチャーしてくれていますので、ぜひ一度読んでみてください。
4.特別なケアが足りていない
シューズでもパッドでもダメ、これもよくあることです。
私なんかは親指以外短すぎてまったく床に届かないので、親指さんの負担大きすぎです。
そこで、さらに特別ケア(というほどのものでもありませんが)、各種グッズやテーピングを足していきます。
例えばチャコットさんでは小指パッドで親指以外のスキマをなるべく埋めていきます。それでも親指が無理~な時は、シリコンカバーを親指に装着。
さらに親指の爪が大変(ひどいと真っ黒になりますよね)なときは、熱さまシートを切って貼ったり、小さなジェルパッドを追加。
いやいや、ただの趣味なのに本当大変です。
ちなみに本番等で痛くてもどうにかしなきゃ!のときは最後にテーピングテープで足先をぐるっとホールド。気合ですね。
5. 足のケアがいまいち
これは子供あるあるですが、バレエの後は疲れているので
お風呂→ごはん→適当ストレッチ→お休み
コースになりがちです。
が、気がつくと爪が変なことになっていたり、そうでなくても伸びすぎたり巻き気味だったりすることがあります。
面倒でもたまには親が見てあげることが必要そうです。
大人であれば足を冷やしたり、マッサージをしたりして、疲れを取ることも超大切です。足のものも労わってあげないとですね。
6. 足裏が弱すぎる
なんだかんだトウシューズを履きこなせない弱い弱い足裏では、できることがかぎられてしまいます。
らしいのでやっぱり足の筋力を強化に努めないと難しいようです。
足裏を鍛えるエクササイズといえばタオルギャザーやグーチョキパーといった伝統的なものから、専門の道具(我が家はイカ足を愛用しています)までいろいろですが、どれをとっても継続が大事。
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こちらの足先トレーニングは美しくて思わず魅入ってしまいます。
ご本人は「超ヒーリング」タイムだそうですが、私やったら足つりまくりでヒーリングどころではありません~。
少しでも長くバレエを楽しむために
プロでない一般のバレエ愛好家にとっては、長く楽しむことが一つの目標です。
特に工夫しないでもどうにかなったバレエシューズと違って、トウシューズはなかなか面倒ですが、ご紹介したものをちょこちょこ取り入れることで、履く際の負担を軽減できるはずです。
もしこれらの方法を一通り試しても痛みが続く場合は、整形外科やスポーツ外科に相談することをおすすめします。
バレエ云々はもちろん、健康的な毎日のためにも足は大事。
足先の痛みにお悩みの方、どうぞお大事に、そして何らかの解決策が見つかりますように。