この夏の一番の楽しみ、と言ってもいいくらい楽しみだったこちらの舞台BTNC2024、前回の舞台を観てからほんっとうに楽しみにしていて。
ちなみにBTNCはBALLET The New Classicの略で、フォトグラファーの井上ユミコさんとKバレエの堀内翔平さんのプロデュースするガラ公演です。
クラウドファンディング限定のS席をゲットし、繁忙期の仕事を念入りに調整し、ようやくようやく観ることができました~。
とは言え、なぜだかその日に限って…の仕事のあれこれがありまして、なんと開演に間に合わないという大問題発生。
新国立劇場の中劇場だったのですが、最寄りの初台駅に着いたのが開演時間。
駅の階段を駆け上がり、劇場の入り口を駆け抜け、広いホールを競歩レベルの速足で通過し、ようやく会場入り口についたのは開演10分後。
前回演目毎の間がほとんどない濃密構成だったので、途中で入る間はあまりなさそう。
とどきどきしていたら、同じく遅刻組が10名ほど集まったところで係員の方について入場。
一番後ろに立ち見の状態で入れてもらえました。
そういうわけで Act 1 は最初の2演目はなんと見逃すという悔しすぎる結果になってしまいましたが、祥子様には間に合いました…。
Act 1
別れのパドドゥ~アリシア・アロンソに捧ぐ
中村祥子
中島瑞生 新国立バレエ団
圧巻の祥子様、言い方あれですが、なんというか何を踊られても祥子様、です。キムタク現象?何かを極めた方あるあるなのかもしれません。
ロミオとロミオ
三森健太郎 スウェーデン王立バレエ団
マッテオ・ミッチーニ シュツットガルドバレエ団
なかなかに魅せてくれるプログラム、のびのびとした男性ならではのダイナミック感の後に急にきゅんきゅん系の中の良さ、そして…と振付 by 堀内さんの新たな面を見せていただいた感じです。
Impression of Perception
鈴木絵美里 イングリッシュ・ナショナル・バレエ
一人で踊られているのに空間が狭く感じる存在感のある踊り、なぜか目が離せない時間でした。
シェヘラザード
海老原由香 ポーランド国立バレエ
堀内將平 K-BALLET TOKYO
前回もこのプログラムを踊られていた堀内さん、エロさが増してますわ。
海賊
大屋夏奈 ハンガリー国立バレエ団
木本全優 ウィーン国立バレエ団
三宅啄未 アメリカン・バレエ・シアター
回りまくり、跳びまくり、とにかく躍動感ありすぎ?な御三方、すごい才能です。
白鳥の湖より オデット
二山治雄
これが観たくて来たようなもの、ほんとS席で観たかった…仕事~!!!!!!
定番のオデットをコールドのところも入れてアレンジされた堀内さんに感謝、もうもうもうもう良すぎました。
前回のボレロでも感じましたが、二山さん当に唯一無二の存在ですよね。ずっと踊っていていただきたいと思ってしまうほどでした。
Act 2
ショパン組曲~バレエ・ブラン
すべて振付 by 堀内將平
12名のダンサーが次々と登場し、踊ってはまた次、と競演されるプログラム。
どの方も本当に迫力なのですが、個人的には堀内&鈴木さんのタランテラ 変イ長調が、ポップでかわいい感じに仕上がっていて、堀内さんのさらなる魅力を見つけてしまい幸せでした。
最近の流行り、カーテンコールは写真OKでした!
皆さん本当にステキ…真ん中の二山さん、そして右端の堀内さんが本日の推しです。
ドラム、ピアノ等々とのセッションもよかったです。
何度でも観たかった…堀内さん、こんな素敵舞台ありがとうございました。
そう、お気づきのように私堀内翔平さんのファンでして、前回公演を見に行ったときもほんと
と去年イチ思ったんですね(堀内さんの妖精もキラッキラでよかったけど)。
でも今年はさらに良かった!
一言で言うと
です。
観てから1週間が経ちましたが、まだまだ興奮冷めやらぬ私。
もし興味を持たれた方、せっかくなので公式HPにいってみてはどうでしょうか。
HPもシックですね。
推しの堀内さんですが、近い所ではK-BALLET TOKYO のマーメイドでプリンスとして登場されます。来月また会える~。
また推しのもう一方、二山さんですが来年神奈川県民ホール 大ホール(横浜)で行われるマラーホフ版「白鳥の湖」で道化として登場されます。
また5月にはハンブルグ・バレエ団プリンシパルによる「Echoes of Life」日本初演に参加されます。
あ~、お金と時間いくらあっても足りないわぁ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。よい連休をお過ごしくださいませ~。