バレエ始めてみたら、毎日が楽しくないですか?
40代も見えてきたころから始めて早10年、ようやくバレエらしきものが見えてきた私も、いつの間にかバレエのレッスンに通うことが楽しみで仕方なく、来月のお盆休みはどうしようかと今から悩んでいるくらいです。
とはいえ、レッスンの中では悩みや壁が山ほどありますよね。
大人リーナ歴10年の私の場合、何に悩んでぶち当たり、そしてどうしているかご紹介しますので、よかったら読んでみてください。
目次
身体がかたすぎて悩む
大人からバレエを始めると、どうしても身体の柔軟性に悩みが出てきます。
うちの三きょうだいと比べてると絶望するほど、年齢を重ねた体はどうようもなく、かったい部分が多いですよね。
レッスン時に鏡で見ると
自信をなくしてしまうことも少なくありません。
しかし!柔軟性はやらないよりはやることで、日々努力を重ねることで向上するもの。自分のペースで少しずつ進めていくしかありません。
柔軟性や技術向上の悩みを解決するための具体的な方法を考えてみました。
毎日のストレッチ習慣を作る
効果的な柔軟性向上の第一歩は、やっぱり毎日のストレッチ。
大切なのはお風呂上りに自宅で簡単にできるストレッチを取り入れ、習慣化すること。
少しずつでも体が柔らかくなっていくのを感じて、自信に繋げてください。
バレエ特有の筋トレの取り入れ方
ちょっとよくばって、さらにバレエに特化した筋トレを取り入れてあげると柔軟性だけでなく、全体的な身体のバランスも整えられます。
普段のクラスだけでは使い切れない筋肉を意識的に鍛えると、怪我の予防にもつながります。
我が家のトレーニンググッズ、どれもネットで1000円程度です。100均のはさすがに物足りなさすぎでした。
オンライン動画を活用した練習法
今はyoutubeはもちろん、インスタやLINEでものオンライン動画が無料で利用できる時代です。
ひと昔前であれば雑誌や本を見ながら、だったのがオンラインのストレッチやバレエトレーニングの動画を参考にできるのは本当に便利です。
自分のレベルに合ったものから始め、少しずつチャレンジの幅を広げていきましょう。
クラスでの競争心がプレッシャー
バレエクラスに参加していると、他の人との比較が避けられません。
ついついおかしな競争心が芽生えてしまいがちです。
でもこどもならともかく、大人リーナさんの競争心は時にクラス全体のモチベーションを下げる要因にもなりがちです。
自分自身の成長を大切にし、他人の踊りを見て学ぶ姿勢を持ち続けたいですよね。
そこで言われているのが、自分自身を大切にしながら競争心を和らげていくための心理的アプローチです。
自分のペースで成長する重要性
こども以上に一人ひとりが違う大人リーナにとって、自分の成長を実感することが何よりも大切です。
他の人と比べるのではなく、今日の自分、今月の自分を基準にし、一歩でも前進できたら自分で自分を褒めまくる!
仲間との支え合う
レッスンのお仲間は、時に(特に発表会前なんかは)ささやかないざこざがあったりライバルであったりしながらも、共に励まし合う存在です。
お互いに励まし合ったり、教え合ったりすることで、やっぱり昭和世代、目標に向かうことで熱く盛り上がれます。
舞台の後の打ち上げは最高です。
メンタルケアのための実践方法
とはいうものの何かと溜まりがちなストレスを軽減するためには、自分なりのメンタルケアがあるといいですよね。
一般的には瞑想や深呼吸、お風呂でリラックスあたりが有効ですが、美味しいものを食べたりお酒を嗜んだり、そこは大人リーナですから自分自身が次のバレエレッスンを楽しみにできる自分なりのモチベーション維持を見つけましょう。
上達しないことに対する焦り
いつになってもバレエにならない、技術がなかなか上達しないことを焦ってしまうこともあります。
特にようやくできるようになったと思ったら、新しいテクニックや振り付けについていけないと、気持ちが萎えてしまうことも。
でもこれはバレエに限らず、人間誰にでもある感情です。
自分自身の体の状態と相談しながら焦らずに、自分に合ったペースでの成長を目指すことが重要です。
まだまだ上手にならない自分ですが、成長をちょっとでも感じられたことがいくつかあります。
これはこどもにも言えることですが、技術を高めていくためには、単に気合と根性だけでなく、振り返りが欠かせません。
先生からの指導を受け入れる姿勢
せっかく時間とお金を使って教室で学んでいるので、先生からの指導はフル活用しましょう。
自分の娘より若い!なんて先生も珍しくないかもですが、良いアドバイスを受け取ることで、次のステップに進む力になります。
先生も
生徒さんには注意しなくなってしまいますよね。
記録をつけて進捗を確認する
でも次になると忘れちゃう私のような人にとっては、日記や動画で進捗を記録することが時に効果的です。
三行日記やカレンダーに直接記入でも全然問題ありませんので、見える形で成長を確認できると、さらなるモチベーションにも繋がります。
仲間と学ぶ
レッスン後のお茶会を延々愚痴大会にしてしまったら本当にもったいない!
難しかったわ、程度の弱音を吐いたら後は大人リーナ同士、レッスンの振り返りや課題を言い合えると、新たな視点が見つかることも。
お互い気遣いを忘れることなく効率的に技術を向上させていきたいですね。
モチベーション維持が難しい
終わりのない芸術、それがバレエなのでずっと続けていくためには何かしらのモチベーションを維持するためのポイントが、人によっては必要になってくるかもしれません。
目標設定とその実現方法
まずは、自分の目標を設定することが重要です。
「小さくても大きくてもいいので、具体的な目標を立て、自分を追い込み気味にするとイヤでもモチベーションが高まります。
成功体験を振り返る
成長を実感するために過去の成功体験を振り返ることが効果的なこともあります。
例えば、初めてクラスに入ったときは前の人の振りを真似するのに必死だったのに、いつのまにか自分自身が真似される側になっている、など苦手だったことが今ではできるようになったことを思い出してみましょう。
ちょっとしたことでも成長成功した体験が
前向きな気持ちをもたらしてますよ。
新しい挑戦
安全な位置に留まるのはなく、あえて新しい振り付けやテクニックに挑戦することも、モチベーション向上に繋がります。
マンネリを避け、新しい経験をすることで心も体も一新、わかりやすいのはピルエットやジャンプでしょうか。
くるくるトウシューズで二回転&グランジュッテは誰がどう見てもバレリーナです。いつかできるようになることを楽しみにしながら学ぶ環境を作ることが、長続きの鍵です。
憧れだったバレエを大人から始めてみると、驚くほどの理想と現実とのギャップでさまざまな悩みや壁があることでしょう。
その悩みと向き合い、諦めるのではなく丁寧に解決していくことは、大人リーナだからこそできることです(少なくともうちのこたちを見ているとそう思います)。
悩みもバレエを楽しむためのスパイス、的な余裕を持ってバレエ人生楽しんでいきましょう。