2024年現在、我が家の子供たちは
で自宅学習しています。
プロを目指すほどでは全然ありませんが、バレエは好きでどのこも週3以上はレッスンに、受験前もお休みはしませんでした。
塾や家庭教師も検討したことはありますが、我が家の事情と実際目指しているところをいろいろ考えた末にこの形に落ち着いています。
な経験からバレエを習っている中高生に向けた、タブレット学習を利用した効果の出る勉強方法をお伝えします。
バレエと勉強の両立の実際
他の習い事や部活への取り組みかたにもよりますが、バレエを習っているお子さんは、日々の練習や舞台前にはリハーサルでかなり時間がない!ということ少ないありません。そのため、勉強時間を確保するのがだんだんと難しくなってきますが、タブレット学習を取り入れておくと、自宅で効率的に学習を進めていけます。
いくらバレエが好きとは言え、学業をおろそかにせず、しっかりと成績を維持、学年で一割以内(300人なら30位以内)をキープしておくと将来の進学の選択幅が広く持てますよ。
タブレット学習のメリット
時間と場所を選ばない
タブレットを使えば、いつでもどこでも勉強ができます。バレエのレッスン前後や休憩時間もぼーっとしておくだけでなく、これをやろうねと決めておくと無理なく進められます。
タブレット以外も教材がある
タブレットには通常の授業やテスト対策だけでなく、興味を広げる教育アプリやオンライン教材が無償で提供されています。
タブレットを持ち歩くのが心配だったり、Wifi環境がない場合は、付録でついてくる紙のテキストや暗記モノを使うことができますよ。
バレエの短期長期留学を考えている場合は、英検対策なども提供されるので、そちらも使うといいですね。
学力や授業進度に合わせたカリキュラム
こどもの学力や苦手分野、また学校の教科書はもちろん授業進度に応じて柔軟にカリキュラムを組むことができます。
テスト前には「テスト範囲登録」をすることで、学習効率が格段に向上します。
何度でも繰り返せる復習とテスト
オーダーメイドの学習なので、こどもそれぞれのペースに合わせ、苦手な部分をしっかりと理解できるまで、誰に遠慮することもなく繰り返し学べます。
「わからないまま置いて行かれる」という心配はゼロです。
時間がないときは学習履歴に応じて無駄な部分は省略するプランも選べるので、短時間で効率的に学習できます。
もちろん丸つけや答えの解説はAIがやってくれるので、保護者は見守るだけでOKです。
タブレット学習のデメリット
タブレット学習は、いつでもどこでもできるため、どう進めるか完全にこども任せ、ほったらかしてにおくことはおすすめできません。
学習レベルが合っていないとやる気が低下しますし、TVや動画を見ながらなどのながら学習が効率的でないことは、保護者が注意してあげないと気づきません。
タブレット学習の具体的な進め方
こどもや家庭に合ったタブレット選び
何はともあれ、タブレット学習は続けることが大切です。
そのこが使いやすく、興味をもちやすく、また環境的にも金銭的にも続けられるものを選びましょう。
Z会の通信教育【中学生のためのZ会の通信教育】
【Z会の通信教育 高校生向けコース】
一番「やってる感」あります。
問題は全体に難しめなので、一題解くのにけっこう時間がかかることも。しっかり考えるのが好きだったり、成績上位のこども向けですね。
サポートセンターはいつでもつながりやすい印象、担当の方も話がスムーズで好印象です。
進研ゼミ(チャレンジ)【進研ゼミ中学講座】
【進研ゼミ高校講座】
紙ベースの副教材の多さやタブレットと併用できる実店舗があるなど、個々のスタイルに柔軟性があります。
夏休みや冬休みは、自習室が使えたり、オンラインで質問がしやすいなど、一人で勉強すると集中力が続かなかったり自信が持てないこへのサポートが充実しています。
保護者への受験サポート体制はオンライン説明会が開かれなかなかですが、人気のためかコールセンターは時間と曜日によっては延々とつながらないことも。
スマイルゼミ中学コース 高校コース
幼児や小学生コースは、ドラえもんやポケモンなどキャラクターが充実しているので、タブレット学習の最初の一歩に取り入れやすいですね。
我が家はお友達に誘われて途中から進研ゼミに変えていますが、ずっと続けているお友達の話をきいてみると、学年を越えて復習できるシステムが使いやすく長期休みの復習にいいんだとか。
紙ベースの副教材はあまりないそうなので、タブレットのみのシンプルな学習環境が整いそうです。
学習スケジュール作り
バレエのレッスンに合わせて、学習スケジュールをざっくりとでいいので立てます。
レッスンのない日や前にはある程度の量を、心身共に疲れているレッスン後は無理にやっても効率はあがらないので、やるのであれば軽い復習やクイズ形式など、頭を切り替えてリフレッシュできるようなものをやりましょう。
学習環境の整備
タブレット学習には環境整備が大切です。
何といってもオンライン教材を利用する場合は、安定したインターネット接続が不可欠です。Wi-Fi環境が安定しないとイライラしてでやるものもやらなくなります…。
急ぎの場合は、工事不要でコンセントさすだけ!がうれしいですね。
SoctBank 光
申し込んでから開通するまで、WiFi機器の無料レンタル「SoftBank 光 開通前レンタル」が利用できるのがうれしいですね。
また個室でなくてもいいので、集中できる静かな場所を決めましょう。
保護者がやること
タブレット学習を効果的に進めるためには、残念ながら?保護者のサポートが欠かせません。
なんだかんだこどもがやることなので、機械に丸投げできないことは最初に覚悟しておきましょう。
初期設定
買ってあげたんだからあとは自分で…、ではなかなかうまくはいきません。
タブレットの初期設定、短期(例:今週中に数学の特定単元をマスターする)・中期(例:次のテストで80点以上を目指す)学習目標を設定、そして学習内容の確認には手を抜かない方が後々「こんなはずじゃなかった」トラブルが起きません。
学習報告メールみたいな、やったら保護者に連絡がくるサービスもあるのでぜひ活用しましょう。
週に一度は学習の進捗を一緒に確認し、上手くできていない場合はその原因を一緒に考え、必要であればスケジュールや学習内容を修正します。
モチベーションの維持
プレッシャーを与える必要はありませんが、小さくても目標を設定し、それが達成できたらやっぱりほめてあげることが大事だなと実感しています。
高校生でも中2病でもほめてもらってうれしくないヒトはいないようですよ。
その他
タブレット学習に限りませんが、真面目過ぎるこであれば長時間のタブレットの使用は、目や体に負担をかけるため、適切な休憩を取り入れましょう。
まとめてやろうとするタイプも注意が必要です。
バレエの練習後にはストレッチやクールダウンをしながら復習するくらいがいいですね。
追加情報
タブレット学習をしていると、年に一回くらいは何らかのトラブルがあります。
- タッチペンが反応しない
- タブレットが勝手に終わっちゃう
- ペンをなくした
ですが、ちゃんとそれを申告してくれるならまだマシてす。
みたいになかなかカミングアウトせず時間ムダ!ということもあったりしたので。
こどもが日々使っていたら、機械なんてそんなもんです。
数々のタブレット学習に関するトラブルに見舞われてきた我が家ですが、言えることはただ一つ
です。
サポート体制がWEBにおまかせされつつある世の中ですが、機械系トラブルに関してはあれこれネットで検索するより、サポートセンターに相談するのが一番の早道です。
ありとあらゆることをチェックし、ソレがだめならコレ、と延々と付き合ってくれます。
こりゃもう交換か購入かな…というものも、解決することがあるので、プロに相談を強くおすすめします。
ちなみにサポートセンターへ繋がらない!ことはあります。Z会は比較的つながりやすいですね。
まとめ
タブレット学習を取り入れたバレエと学業の両立を、実体験をもとにお話ししました。
疲れた体に鞭打って塾に通わなくても、家庭教師に大金を払わなくても、保護者がサポートすることで自宅でも効果的に学習を進めていけます。
比較にはならないのですが、例えば中学受験をしたお友達の保護者さんとお話しすると、もうもう自分にはとてもできない!レベルのサポートを家族一丸となってされていました。
そんな話をきいて日和ってしまうレベルの自分でも、タブレット学習であればどうにかなっているので、たいていの方はきっと大丈夫。
お子さんの大好きなバレエを続け、技術を磨きながらも学力を向上させるために、ぜひ一度タブレット学習を取り入れてみてください。