ようやく梅雨っぽさが戻ってきましたね。
地域によってはそれどころではない量の大雨が…大きな災害につながらないことをお祈りいたします。
さて、バレエと言えばのトウシューズですが、なかなかに消耗品ですよね。
自分のようなへたっぴ大人リーナでも、週3~5と履いているとあちらこちらに傷みがでてきて
なーんて思っちゃったりすることもありますが、たいていは気のせい(つまり自分のスキル不足)です。
が、こちらはさすがに…。
全面サテン地消失。マツヤニつけまくっても、なんか滑りやすいんですよね。
最近週1~2回参加しているレッスンのテーマが
になっていまして、やたらとエシャッペをしまくるというハードなレッスンです。
私毎回先生に
と注意される、プリエで踏み込んでからエシャッペに移る時に浮きすぎてしまう、悪い見本のような生徒でして、それを正すためにひたすらトウ先で床をこするように移動する練習を重ねていたところ、トウ先さんが限界を迎えてしまったようなのです。
こんな見た目ですが、トウ自体は意外とつぶれていないのでまだいける。
ということで、タイツの穴も繕う根っからの貧乏性としてはお直しするしかありません。
材料はコチラ。
ポワントパッドはチャコットで、サイズは4種類あります。
お直しする予定のポワントのトウをメジャーで測って、よきサイズをお選びください。
…っていいながら、今回バランスヨーロピアンストロング6 1/2 のトウ先を測ってはずなのに、Sサイズちょっと小さかったです…。
と動揺してたら
って言われました。どうしたんでしょう、測っていた時の自分。
くっつけるボンドは専用のものがもちろん最適と思いますが、うちにたまたまこちらがあったので今回はこれを採用。くっつけば何でもいい派ですが、アロンアルファみたいな瞬間くっつく系は、あとから修正がききづらいのでやめておいた方が無難です(←経験あり)。
やり方ですが、まずくっつけるトウ先をできるだけキレイに、平らにします。
くちゃくちゃに残っている生地はハサミでチョキチョキ。
そして、ここが最大かつおそらく唯一のポイントです。
接着剤はポワントパッドのほうにつける(トウシューズではなく)。
これはミルバのお姉さんに教えてもらったのですが
トウシューズのほうにつけるとはみ出す接着剤の量が半端でなくなり、あとからとっても面倒なことになり、かつパッドにまんべんなく接着剤がつかないこともあるため、これだけは絶対守った方がいい!
そうです。
実際うちのこが勝手にトウシューズの方につけてやってしまったときは、気がついたら剥がれてきてしまったのは、こどもがやったからなのかつけ方のせいなのか…真実は不明ですが、とりあえずこれは守った方がよさそうです。
接着剤をねっちゃりのせたパッドを、下のライン(丸くなっていない方)をトウシューズの底にあわせて位置を確認し、ゆっくり伸ばしながら貼っていきます。
接着剤がはみ出してきますが、ここは気にせず、とにかくスキマができて浮いてしまわないように、貼り付けます。
はみ出た接着剤は、キッチンペーパーで拭き取り(ティッシュだとえらいことになるので注意)、これで完成です。
一日以上乾かしてください。
完成形はこんな感じです(鏡にうつしてます)。
上からみるとわかりませんが、前から見ると…サイズが合っていないのもあってかなりまずいですね。
立ったら見えない(生足お見苦しく…失礼します)。
レザーの摩擦効果で滑らないので、圧倒的に立ちやすくなりました。
トウシューズは基本手作りなので、一足一足微妙に違って
神シューズみたいのにたまに出会えます。でも消耗品なので、使えば使うほどボロボロに…当たり前のことですが、こんなお直ししてあげると、見た目はアレですが使いやすく寿命を延ばすことができるので、よかったらやってみてください。お安いですしね。
前にミルバのカタログで見かけたことあるかもなので、次ミルバにいった時に探してみよっと。
我が家での必需品。
最後まで読んでいただきありがとうございました。